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麻酔アレルギーがあるのですが、治療してもらえますか?
実際に局所麻酔薬でアレルギーが出た経験がある場合には、非常に慎重な対応が必要となります。
ですがご自身で「アレルギーかも」と思われている場合には、実際にはアレルギーでない場合があります。
以下、局所麻酔薬のアレルギーについてご説明いたします。
局所麻酔薬のアレルギーとは
局所麻酔薬の安全性についてのページでもご紹介していますが、局所麻酔薬のアレルギーではアナフィラキシーショックという状態になるため、非常に重篤な症状となります。
(正確には局所麻酔薬自体ではなく、添加されている防腐剤に対するアレルギーであることがほとんどです)
症状としては次のようなものがあります。
- 皮膚症状(赤くなったり、発疹が出たりします)
- 血圧低下
- 脈拍の触知不能
- 呼吸困難
- 顔面浮腫
もし過去に歯医者で麻酔を打った際にこのような症状が出た経験がある場合には、必ず事前に私どもにお伝えください。
局所麻酔薬のアレルギーと勘違いしやすいケース
同じく局所麻酔薬の安全性についてのページでご紹介していますが、アレルギー以外にも麻酔時に異変を感じる状態があります。
- 「動悸がした」
- 「気分が悪くなった」
- 「呼吸が荒くなった」
このような症状の場合には神経原性ショックや過換気症候群(過呼吸)、麻酔薬の副作用の可能性があります。
これらは適切に対応すれば時間経過で改善いたします。
アレルギーでなくとも、麻酔時に不調をきたした経験があり、麻酔に対して心配がある場合には必ず事前にご相談ください。
その時の状態、経過などを確認した上で、こちらできっちりと対応させていただきます。