手元に保険証がない場合はどうなりますか?

保険証がない場合にも治療を行うことはできます。
痛みや腫れなどの急性症状があるのに「治療を受けられない!」ということにはなりませんので、そこはご安心ください。

ただしこの場合、保険適用、つまり患者さんに直接支払っていただく負担金が治療費の3割になる制度は適用できないため、全額お支払い(10割負担)をお願いしております。
(3割負担時3,000円だった場合、10,000円お支払いいただくことになります)

保険証がない事情は様々だと思いますが、いくつかのケースについて当院での対応をご案内いたします。

1.持ってくるのを忘れた

有効な保険証をお持ちで、たまたま治療の日にお持ちでなかったケースです。

この場合、申し訳ございませんが、当日のお支払いは10割負担でお願いいたします。
ただし、治療を受けた同月中に保険証をお持ちいただけければ7割分を返金することができます。

「同月中」というのは、治療を受けた日と同じ月の間という意味で、4/1に治療を受けられた場合は4/30まで、4/20に治療を受けられた場合にも4/30までとなります。
「治療日から1ヶ月間」ではないのでご注意ください。

月末に治療を受けられた場合は返金受付期間が非常に短くなります。
なるべくお早めに保険証をお持ちください。
期日を1日でも過ぎてしまった場合には、返金対応ができなくなりますのでご注意ください。

2.紛失している

有効な保険証をお持ちで、紛失してしまっている、または再発行の手続き中で現在、手元にないケースです。

この場合も、申し訳ございませんが、当日のお支払いは10割負担でお願いいたします。
再発行の手続きが間に合い、同月中に医院に保険証をお持ちいただければ7割返金可能な点も同様です。

3.保険証の発行手続き中である

保険証発行の手続きをしており、まだ手元に届いていないケースです。

この場合も、申し訳ございませんが、当日のお支払いは10割負担でお願いいたします。
発行の手続きが間に合い、同月中に医院に保険証をお持ちいただければ7割返金可能な点も同様です。

ただし、治療を行った日が保険証の資格取得日より前だった場合、保険証資格を持っていない状態での治療となるため、返金対応ができません。
あらかじめご了承ください。

4.そもそも保険証がない

この場合は10割負担での治療となります。

1~3のケースで返金をご希望される場合には、治療を行った日付、保険証の資格取得日の日付を必ずご確認いただきますようお願いいたします。
詳しくは来院時にご説明いたします。