顎関節症の治療
顎関節症は歯医者で治療できます
当院では口腔外科を専門とする歯科医師が、顎関節症の治療を行っております。
顎関節症は何科にかかればいいのか分からないというお話しを耳にしますが、
顎関節症は歯科で治療することができます。
顎の関節の音や痛みでお悩みの場合はお気軽にご相談ください。
JR高槻駅より徒歩3分でお越しいただけます。
顎関節症について
顎関節は耳の前にあります
耳の前あたりが痛い、口が開けにくいなどの症状はありませんか?
顎関節症についてご紹介します
顎やお口にこのような症状はありませんか?
- 顎の関節(耳の前あたり)が痛い
- 口を開くと顎がカクカクする
- 口が開けにくい
- 口を開くと耳の前あたりから音がする
顎関節症の代表的な症状
- 顎関節やその周辺に異常を感じる。食べ物を噛む時に痛みや異常を感じる。
- 食事をしているとあごがだるい、口を動かすと顎関節に痛みがある、噛みしめると顎関節が痛い
- 口を開けたり閉じるする時に顎関節でカックン、コッキンというような音がする。
- 口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行うことができない。
- 口が左右にうまく動かない、開けにくい、あごが外れることがある。
他にも合併症として、次のような症状が出る場合があります。
顎関節症が原因と見られる副症状とは?
- 頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛み
- めまい、耳鳴り、耳がつまった感じ、難聴
- 眼のつかれ、充血、涙が出る
- 鼻の症状(鼻がつまった感じがする)
- 顎が安定しない、噛み合わせがうまくできない。
- 歯の痛み、舌の痛み、味覚の異常、口が渇くような気がする。
- 嚥下困難、呼吸困難、四肢のしびれ等が起こる場合もあります。
顎関節症は顎や口に症状が出るため、発症するとご飯が食べにくくなる場合があります。
お困りの際はすぐに歯科口腔外科にご連絡ください。
当院であれば、口腔外科医が常駐しております。
日曜日・祝日にも20時まで診療しておりますので、急患にも対応できます。
JR高槻駅から徒歩3分です。
そもそも顎関節症とは
顎関節症は、顎の関節に違和感がある、耳の前あたりが痛くて口がうまく開かない、顎を動かすと音がする、などの症状が出ます。
さらに顎やこめかみが痛む、偏頭痛や腕や指の痺れなどを引き起こす場合もあります。
症状が広範囲に渡り、個人差があるのが特徴です。
顎関節症には様々な原因が挙げられますが、上下の歯の噛み合わせに異常がある事が原因になってる事が多いです。
歯ぎしり・欠伸などによる過度の開口や、硬いものを噛んだ時に顎の関節に負担をかけていることが原因の場合もあります。
また、ストレスや精神的緊張が顎の周りの筋肉を緊張させる事で顎関節に負担がかかり、関節に異常を引き起こしている事もあります。
顎関節症(がくかんせつしょう)
顎(あご)は微妙に入り組んだ形と複雑な機能をもっています。ここには筋肉と関節と神経が集中し、下の顎をささえています。食事をしたり、おしゃべりしたりすると連動して動いています。この顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みや動きにくくなるのが顎関節症です。
最近、あごの関節の不快感を訴える方が増えてきました。あごが思い通りに動かず、食べ物が噛みにくい。あごを動かすと不快な音がする。痛みを感じて口が開かない。さらに症状は顎ばかりでなく、肩こりとか、腕や指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻にも不快感を覚えることもあります。
このように症状は広範囲にわたり、人によっては軽い症状から重い症状まで、個人差が大きいのが特徴です。
顎関節症の多くは適切な対処で、日常生活に支障をきたすことがない状態にもっていけるものです。
重い症状の場合、ほうっておくと、進行してあごの機能が完全に破壊されてしまうこともまれにあります。症状があれば早めの診察をお勧めします。
顎関節症の危険性
軽度の顎関節症は、口を開くときの違和感で留まり、自然に治癒していくこともありますが、顎関節症の進行には個人差があります。
進行すると、まず最初に顎の関節から異音が聞こえる程度の症状だったのが、痛みを感じようになったり、口が開けづらくなったりするようになってきます。
顎関節症の原因
お心当たりはありませんか?
次のような原因にお心当たりがあり
顎関節に症状がある方はお気軽にご相談ください
歯ぎしり
強い歯ぎしりによって、顎関節に負担がかかっている。
ストレス・緊張
ストレスや緊張により、食いしばる回数が多い、食いしばる期間が長い。
また筋肉に緊張が起こり、顎の周りの筋肉のバランスが壊れる。
姿勢の悪さ
猫背や足の組み方など、姿勢が悪いことから全身の筋肉のバランスが乱れ、その影響が顎まで及ぶ事があります。
顎関節症の原因
- 急激なストレス(精神的な緊張は、筋肉を緊張させます)
- 歯ギシリ
- 何かに熱中したり緊張して強くくいしばる(一日中スポーツをした。冷房が寒くて歯をくいしばった、特別な行事で緊張してくいしばった)
- 唇や頬の内側をかむ癖がある
- 頬杖、うつ伏せ寝、不良姿勢(例 : 猫背)
- 顔面打撲や事故による外傷
- 入れ歯や歯にかぶせたものが体にあっていない(悪い噛み合わせ)
- 大口を開けたり、硬いものを噛んだ(アゴの酷使)
- 左右どちらか一方でばかり噛む癖がある、片側の歯が悪いため反対の歯だけで食べ物を噛む
- うつ、不安因子がある 、睡眠障害(ストレスで夜よく眠れない)
顎関節症の治療
症状に応じて適切な治療方法を
顎関節症の治療は、口を開け閉めする時の痛み
または開けにくさ(開口障害)がある場合に行います
飲み薬による治療
お薬を飲んでいただき、症状を緩和・除去します。
主に痛みが強い場合に行います。
痛みに対しては、痛み止め(鎮痛消炎剤)を使います。
痛みの種類や程度によって、いくつかの種類を使い分けます。
食いしばりや歯ぎしりによって咀嚼筋(開け閉めに関係する顎の筋肉)が筋肉痛になっている場合には、肩こりなどでも処方される、筋肉をほぐすお薬を使います。
ストレスが原因になっている場合には精神安定剤・抗うつ剤を処方する場合もあります。
マウスピースによる治療
リハビリ運動やマウスピースを用いて、噛み合わせの際に顎にかかる負担を軽減します。
口が開きにくい症状(開口障害)がある時に行います。
通常は、お薬とリハビリ運動、マウスピース治療の中から、患者さんの症状によっていくつかを組み合わせ、症状を和らげていきます。
ヒアルロン酸による治療
お薬・リハビリ運動・マウスピースによる治療で症状が和らぐ患者様が多いのですが、治りにくい顎関節症の場合には、パンピングマニュピュレーションという治療を行う場合があります。
整形外科で行われる膝への注射と同じような治療を顎関節に対して行います。
歯科医院ではあまり行われていない治療法ですが、パンピング(注射器で注入と吸引を繰り返す事)という手法を用いて、顎関節内部の洗浄を行います。
炎症によって関節内部に溜まった痛みを引き起こす物質を洗い出し、代わりにヒアルロン酸を注入する事で痛みを緩和させます。
洗浄を行う事で関節腔が膨らみ、下顎が動きやすくなるため、口を開けやすくなる効果もあります。
顎関節から音が鳴る場合
顎関節(耳の前あたり)から音がしてお悩みの方もいるかと思います。
これはクリックと呼ばれる症状で、、顎関節から音がするのみであれば心配はなく、基本的に治療は行いません。
もし気になるようであれば関節の状態や筋肉の状態を見させていただきます。
お気軽にご相談ください。